民俗・アート・自然の美

東京国立近代美術館フィルムセンター&森美術館

今日は、先日訪れた美術館の紹介です!


東京国立近代美術館フィルムセンターは、日本の映画の歴史がわかる、美術館。
当時のフィルム・機材や、貴重な映像も展示されていて見ごたえがあります。
映画好きな人は、足を運んでみると面白いと思いますよーー。
開催中の展示「戦後フランス映画ポスターの世界」を観に行きました。
古い藁半紙のような紙に印刷された大きなポスターは、よく今まで残っていたなあ、と思いました。
ほとんどは写真ではなくて、絵と文字でできていました。
勢いが感じられるポスターばかりでした。

それから、森美術館で開催中の「医学と芸術展」。
有名なダ・ヴィンチの絵や、他にもいろいろな画家や学者が描いたり作ったりした解剖図・骨格図、様々な医療道具 etc.etc…
こうやって現代の医療にまで繋がってきたんですねえ。
箱のまわりに電気を流して、その中に入って治療するとか・・・電気治療の始まりでしょうか。なかなかびっくりする装置などもあって、興味深かったです。
2月末までやっていますので、機会があったらぜひ。
それから、MAMプロジェクトのコーナーで展示(映像で観られます)していた、テレルヴォ・カルレイネン氏&オリヴァー・コフタ=カルレイネン氏のプロジェクト「不平の合唱団」が面白くて、長々観てしまいました。
世界各国で、不平不満を合唱曲で歌うという企画。
東京バージョンもあって、これ笑いました。しかも上手い。
まだまだ知らないところで、いろんな面白いことが起こってる!!
森美術館は広くて、展示物も悠々と展示されているので、多少混んでいても大丈夫です。
夜遅く(22時)まで開いているのも魅力的ですよね!!
52階にあるので、夜行くと写真のような夜景も楽しめます。

Candle Night


12/22は冬至でしたね。
かぼちゃ食べましたか?ゆず湯に入りましたか?
私は…どちらもしていません…icon10
私はその夜「キャンドルナイト」のイベントに行っていました。
夏至と冬至の夜に電気を消して、蝋燭の明かりで過ごそう、というこのイベント。
だいぶメジャーになりましたよね。
写真のキャンドルは、この日のために主催者さん達が手作りしたそうです。
この日に限らず、気付いたらちょっとの時間でもそんな風に過ごしてみると、省エネ…というだけではなく、気持ちも休まりそうです。
最近は、お店にもいろいろな可愛いキャンドルが売られています。
お気に入りのキャンドルを買って(あるいは手作りしてみるのも面白そう)、灯と影、そして暗闇の美しさに浸るのも良いのではないでしょうか。

登呂遺跡の秋


静岡の人は一度は訪れたことがあるでしょう、登呂遺跡。
博物館、公園などは、ただいま工事中です。
平成22年にリニューアル完成予定なのだそうです。どうなるのかな・・・・?
公園の前を通りかかるので、だんだん増えるこの復元建築物が面白いです。
復元とはいえ出来立ては新しいので、なんだか不思議な感じがします。
私は小学生の時に、遠足や社会化見学でここに来ました。
この学区だった友人は、田植え・稲刈りをした、と言っていました。
他県の友人は、修学旅行で登呂遺跡に来た、とか。
近すぎて、当たり前になってしまっている光景も、実は貴重な資料だったりするんですよね。
小学生の時にはわからなかったですけど・・・(竪穴式住居に出たり入ったりして遊んでるのが楽しかった、純粋な時代でした・・・icon25

登呂遺跡:
昭和18年の第2次世界大戦中に発見され、その後発掘調査が進められている遺跡。
弥生農耕集落の跡で、水田跡や住居跡、丸木舟など多くの木製品、土器などが出土しています。

五色沼沼沼…!


前回の記事で予告した、五色沼の写真です。
本当に、染料を混ぜたような鮮やかな青でびっくりでした!
周りの観光客のみなさんからも、「おお~~~っ」と声があがっていました。

沼沼沼・・・!
次々現れる沼に、最初の驚きが薄れてこの色を見慣れてくる自分・・・単純です。
でも贅沢ってことです。

白い鯉と黒い鯉。
こんな綺麗な水のところに生活してるなんて幸せモノ!
のんびり生活してる雰囲気。
紅白だったら、もっとめでたいかも?


美しい景色と、柔らかな初秋の風に、すっかり気分爽快。
歩きながらみつけた、草木や実などの写真がまだまだあるので、また今度紹介しますね。
本当に、美しい。自然の美、です。

大地の芸術祭 vol.18

新潟の花の色
新潟の風景の中で、花の色がとても鮮やかに感じました。
新潟の花の色
茶色と、緑と、空の青以外に余分な人工的な色があまり無いからですね。
新潟のお土産
あと、新潟のお土産。
脱皮する家と同じ柄のカボチャ。星峠の棚田のお米。
長くなりましたが、これで「大地の芸術祭」の記録はおしまい。
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大地の芸術祭 vol.17

胞衣 みしゃぐち
胞衣 みしゃぐち 作品番号8
今回の旅で見た最後の作品です。
胞衣(えな)は胎盤の意味だそうです。
土を掘り屋根を乗せた通路が丸く、中央の木を囲んでいます。
遺跡のような
大昔からあった、遺跡のような。
私には、夢のように楽しかった旅の「出口」のような感じがしました。
地図
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大地の芸術祭 vol.16

うぶすなの家
うぶすなの家 作品番号7
曲がった柱が露出になった壁、真っ黒な天井。
あちこちに焼き物の作品が置いてあり、
大きなかまどや、洗面台、風呂も焼き物で出来ていました。
越後妻有は、縄文時代の火焔型土器の故郷で、その後3000年、
途絶えてしまった焼き物を復興しようと生まれたのが「妻有焼」だそうです。
道ばたで
坂道から勢いよく、おじいちゃんが耕運機を見事なハンドルさばきで操り、
バックで出てきました。元気だなー!
もうすぐ夕方。十日町もいちばん北まで来ました。
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大地の芸術祭 vol.15

旧東下組小学校
旧東下組小学校 作品番号9   (十日町に戻ってきました。)
校舎の上のほうに、ツバメがたくさん。
学校の中にいくつかの作品が展示されていました。
旧東下組小学校
上は古い鉄の道具をプレスした作品。
中は、学校の中を探すと隠れている人形(小さいです)。
せつなそうな顔をしているこの子のノートには「かえりたい」と、鉛筆の文字。
他にも、音楽室や、不思議な印象の映像など。。。
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大地の芸術祭 vol.14

絵本の木の実の美術館
大地の芸術祭の話、展示会などで中断していましたが…まだ続いているんです。
話は旅の3日目、十日町エリアの続きです。

ゴヤ展


秋晴れのとっても良い天気の中、岐阜県美術館に、ゴヤの版画展を観に行ってきました!
姫路市立美術館所蔵のゴヤの四大連作版画展です。
ゴヤはスペインの宮廷画家で、ちょうどナポレオンの侵略時期に重なる時代を生きています。
宮廷画家のゴヤは油絵が有名(『着衣のマハ』など)ですが、この展示では、注文制作ではできないゴヤ自身の表現したかったものが描かれている版画作品を展示していました。
貴族を風刺したもの、人間を風刺したもの、戦争の惨状を描いたものなどがあり、一見幻想的なものも、解説などを見るとそういった風刺的な表現にベールをかけたもののようです。
同時に、つけられたタイトルにも注目です。かなり面白いです。
不思議な絵も多くて、じっくり見ていたら結構な時間がかかりました。
どちらかと言えば薄暗い雰囲気で、不気味なものが多かったですが、一つ一つがとても面白かったので、機会があったらぜひ!オススメです。
岐阜県美術館での展示は終わってしまいましたが、姫路市立美術館所蔵なので、そちらで見ることができるのではないかと思います。

美術館では写真が撮れないので・・・唯一撮影可のコーナーでこれ↑を。

大地の芸術祭 vol.13

あかくらん
待ち針の作品のあった旧赤倉小学校の手前に、
「あかくらん」という、集落の形をを模ったモニュメントがありました(現地の写真は無し)。
赤倉小学校内に、あかくらんの「入魂式」の様子がパネル展示してありました。
「入魂式」では、赤倉集落の全家庭の「家の魂」(赤や銀の丸い表札)を取り付けたそうです。
表札は家族全員で見て触って、神棚に上げたり、ご先祖様に見てもらったり、
タローとイチローにあなめてもらったり、匂いをつけてもらったということです。
ミティラー画・・・・・
後で地図を見ながら気づいたのですが、赤倉の手前に「ミティラー美術館」というのがあるようです。濃緑の森にある廃校になった小学校を利用し、1982年に設立された私立の美術館。ミティラー画、インドの民俗芸術を収集。…ですって。ああ、また新潟に来たいなあ。
福武ハウス
<38>福武ハウス
芸術祭のサポーターであり、今回芸術祭総合プロデューサーの福武總一郎氏の呼びかけのもと、
越後妻有の地にアートマーケットをつくり出そうというプロジェクト。
日本を代表する7 ギャラリーに、中国と韓国のギャラリーも加わり、それぞれ個展形式で、
廃校(旧名ケ山小学校)を舞台に、たくさんの作品が展示してありました。
豆知識ですが、この芸術祭の資金を集めるのに「ふるさと納税制度」を利用したそうです。
福武氏は2010年の「瀬戸内国際芸術祭」もプロデュースするそうです。
瀬戸内の7つの島々を舟でめぐる芸術祭だそうで、そちらも興味深いです。
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大地の芸術祭 vol.12

丸い鏡を何千枚も貼り付けた家
9月11日は、さらに精力的に作品をめぐりました。
朝食後にミーティングして、昨晩決めたコースをもう一度練り直したので、
今日は道に迷わないぞ!と気合を入れて出発です。
信濃川沿いに中里エリア~十日町エリアへ向け北上。
写真は、中里エリアの作品です。
<31>「再構築」行武治美  丸い鏡を何千枚も貼り付けた家です。
作品もきれいな上に、周りにはススキの穂が満開、空も青くて、
初秋の素晴らしい風景も楽しめました。
信濃川を北上していく途中、川辺近くに、
縄文時代の自然堤防や土器が発掘された場所もありました。
ストーム・ルーム
ここからは十日町エリア。
写真左は作品番号<28>「ストーム・ルーム」
嵐の日の家の中を再現。窓に降りつける雨、稲妻が光り雷に振動する床、
すきま風、雨漏りの水が落ちるバケツなど、とてもリアルでした。
右は建物の出口にあった津南牛乳の箱。
旧赤倉小学校の待ち針の作品
<17>「enishi」松澤有子   ☆星峠のお母さんのオススメの作品!
旧赤倉小学校の、体育館一面が待ち針で覆われていました。(写真よりずっと素敵でした。)
作家さんが何ヶ月もかけて、地元の方たちと一緒に制作し、
おばあちゃんたちがコツコツと丁寧に、協力してくださったそうです。
作家さんにもお会いできました。
学校の廊下には、かつての生徒たちの写真が貼ってありました。
先生・両親・上級生の中に、1人だけの一年生の入学式の写真もありました。
赤倉小学校は、明治16年に大池小学校の分校としてはじまってから120年、
平成14年に最後の卒業生を送り出し、閉校となったそうです。
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大地の芸術祭 vol.11

地図 松代からかたくりの宿へ
かたくりの宿に向かう道は、右側に中津川・左手に山の真っ暗な道で、
こんなところに民家があるのかな…というくらい、
だんだん道が細くなり、心細くなってきましたが無事到着。
(夜は写真を撮りませんでした。icon11
かたくりの宿では、旅の定番、温泉&美味しい夕食&酒盛りを楽しみました。
津南は「津南ポーク(妻有ポーク)」という豚がいるそうです。
どんな姿の豚さんであろうか。。。大変美味しくいただきました(合掌)。
かたくりの宿は、もとは100以上続いた小学校で、
教室を宿泊できる部屋に改築してあります。
後で調べてて知りましたが、女湯は校長室だったそうです。
吊り橋「見倉橋」
9月11日、旅の最終日。写真は、朝の様子です。
体育館や校庭、プールも作品になっていました。
宿から少し下ったところに中津川渓谷があり、吊り橋があります。
吊り橋は「見倉橋」といって、以前は小学生が通学にも使ったそうです。
また、映画「ゆれる」(オダギリ ジョー主演)のロケ地にもなったとのこと。
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大地の芸術祭 vol.10

とうみ(脱穀機)・名画館
昔の「とうみ(脱穀機)」がありました。この建物の上は、写真館になっていました。
<233>「上鰕池名画館」大成哲雄・竹内美紀子
世界の名画に登場する場面を真似して実写にした写真館で、
ムンクの「叫び」を真似て橋の上で撮った写真、
ミレーの「落穂拾い」を真似て撮った写真は「ぜんまり採りの風景」だったり。など、
結構楽しかったです。
写真が小さくて申し訳ありませんが…。
地元の方たちがモデルになって写真に映っているので、
ブログに出すのはサイズを控えめにしました。
9/10はまだまだ他にもたくさんの作品を見ましたよ。
マウンテンパーク
津南エリアに入り「マウンテンパーク」で、屋外の作品をいくつか見学。
日も暮れてきて、この日の宿・津南町をさらに南下して「かたくりの宿」へ向かいます。
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大地の芸術祭 vol.9

空き家となった古民家
茅葺は今どきメンテナンスが難しいようです。
作品として使われていない空き家もあちこちにありました。
オーストラリアハウス
<256>「オーストラリアハウス」 にて。
オーストラリアは2000年から越後妻有に深く関わり、
日豪の恒常的な交流拠点としてオーストラリアハウスが誕生したそうです。
瓦葺の家
この家は茅葺だった屋根の形のまま、瓦に葺き替えているのでしょうか。
何だか珍しい気がしました。
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