新種のコンピュータウイルス「JSRedir-R」について

現在、新種のコンピュータウイルス「JSRedir-R」(通称GENOウイルス)の被害が急速に拡がっています。

こちらのウイルスに感染しますと、被害者になるばかりでなく自身のウェブサイトにも感染する恐れがあり、ウェブサイトを訪れた閲覧者にもさらに被害を拡大させてしまうため、早急に対策が必要になってくるかと思います。

2009年5月18日現在での有効と思われる対策をお知らせします。

【1】.Windows Updateを行う

Internet Explorerを起動し、メニューバーの[ツール]-[Windows Update]を選択。

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画面が切り替わったら、[高速]ボタンをクリックし、推奨される対策を行います。

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【2】.ウイルス対策ソフトを最新版にアップデート

※お使いのソフトにより操作は異なります。

【3】.Adobe Flash Playerがインストールされている場合は最新のものにアップデート

アドビのサイトにアクセスし、使用しているプレイヤーのバージョンが最新のもの(10.0.22.87:2009年5月18日現在)になっているか確認。最新版でない場合はアップデートしてください。

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【4】.Adobe Readerがインストールされている場合は最新のものにアップデート

その上で、JavaScriptの使用を停止する

使用しているソフトのバージョンが最新のもの(9.1.1:2009年5月18日現在)かどうか確認。最新版でない場合はアップデートしてください。

メニューバーの[編集]-[環境設定]より[JavaScript]を選択し、[Acrobat JavaScriptを使用]のチェックを外します。

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【5】.FireFox等のブラウザを使う

今回は、「Internet Explorer」を使っているユーザーがウィルス感染しやすいような状況が作られていますから、「Firefox」導入も対策の1つと考えられます。

ソフトウェアの脆弱性を利用した攻撃は、日々進化しています。今回に限らず、お使いのソフトウェアは常に最新の状態にしておくことをお勧め致します。

★続報 >> JSRedir-R(通称:GENOウイルス)ウィルス対策

※大変申し訳ございませんが、個別のセキュリティ対策については対応できかねます。予めご了承ください。


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