学ぶこと

タノシゴト
2010 年 10 月 13 日 水曜日

せんがまちの棚田へ行こう!


菊川市上倉沢 千框の棚田

千框(せんがまち)の棚田

静岡県菊川市にある上倉沢の棚田は、とても美しいところです。
写真ではかなり広々として見えますが、なんと現在復田できているのは、最盛期から比べてまだ10分の1程度。3000枚以上の田んぼがあったという当時の風景は、どれほど美しかったことでしょう…。

今回は、この棚田の保全活動をしている「NPO法人せんがまち棚田倶楽部」をご紹介します。



せんがまち棚田倶楽部

「NPO法人 せんがまち棚田倶楽部」とは?

「NPO法人せんがまち棚田倶楽部」は、棚田の保全と動植物の保護を目的とした活動を行っています。
ここでは実際にどんな活動をしているのか、その様子を写真を交えながらご紹介していきます。

※「せんがまち(せんかまち)=千框」とは、地元での呼び方。写真を見ると、それも頷けますね!



棚田の一年

棚田オーナー制度

棚田オーナー制度はじまる

平成22年度より、『棚田オーナー制度』が始まりました。自分の田んぼを持って、田起こしから収穫まで、年間を通して米作りに参加できます。

「田んぼに入るの初めて」という方も大丈夫。道具の使い方、作業のやり方について、ちゃんと教えてくれます。
ちょっとしたコツで、作業の進み具合も違うかも?わからないことは、遠慮なく聞いてしまいましょう!


田んぼの学校

「田んぼの学校」

「棚田生き物教室」では、実際に生き物を観察しながら、説明を聞くことができます。

千框では、静岡県の絶滅危惧種第Ⅱ類に指定されている「ニホンアカガエル」も生息しています。やっぱり田んぼにはカエル!ですよね。

イモリやカワニナ、春にはオタマジャクシ達が見られます。


収穫した棚田米のおにぎりは、婦人部の方が準備してくれています。地元で採れた野菜を使った手作りのおかずもおいしい!

収穫した棚田米のおにぎりは、婦人部の方が準備してくれています。地元で採れた野菜を使った手作りのおかずもおいしい!

「田んぼのシゴト」あれこれ

田植え、稲刈り以外にも、田んぼを維持するのには、いろいろな作業があります。
まず、荒れてしまっている棚田の復田作業。本来、田んぼは柔らかい泥状です。しかし何十年も放ってある田んぼはカチカチ・・・それを掘り起こして、畦を作る作業は、重労働です。それでも、毎年少しずつ復田が進んでいます。
また、無農薬で育てている田んぼには、どんどん雑草が生えてきます。田植えから収穫までの夏の間は、この草刈作業が大事。炎天下での草刈は、良い汗かきますよ!
ほかにも、私たちが知らないいろいろな田んぼの仕事があります。リアルタイムに「棚田ブログ」にアップされるので、現地に行けなくても稲の具合や棚田の様子がわかるのが嬉しいですね。

田んぼの外でも大活躍

わらを使ってあれこれ。刈り取った稲は「米」の部分以外も、無駄なく活躍しているんですね!
田んぼ作業のための、いろいろな準備もあります。
しめ縄作り

スガイ

準備

学校や企業との連携

地元の学校や企業、さまざまな団体の参加

大学の研究や、幼稚園・保育園の子供たち、中学校の課外授業などの若いパワーの参加、一社一村運動による企業、様々な団体との連携など、多くの交流の中で棚田は大切にされています。

棚田を保全するこの活動ですが、それは、人と自然、人と人、といった「繋がり」を大事にする活動でもあると強く感じました。

せんがまち棚田倶楽部集合【NPO法人 せんがまち棚田倶楽部】

  場所:静岡県菊川市上倉沢

  ホームページ:棚田いこうよ.net

  ブログ:棚田ブログ

※タノシゴトスタッフは一社一村運動&棚田オーナーとして活動に参加しています。