2010 年 6 月 7 日 月曜日
技と感性を活かした<新しい日本の暮らし>

6月6日、「しずおかKAGUメッセ2010」を見学してきました。
注目するのは、指物家具・李朝家具・現代厨子など静岡の伝統家具を製作されている「吉蔵」さん。

吉蔵さんは、1922年(大正11年)初代の杉山吉蔵さんから90年近く、静岡の伝統工芸秀士職人を中心に指物家具を製作されています。チェストやソファ、テーブルなども、注文家具として提案・製作されています。

こちらは現代厨子の「カシコ」
一般の厨子(ずし)は、仏像や経巻などを安置するための棚として扉が両開きになって金箔の装飾など施しているものが多いです。
吉蔵さんの「カシコ」は、「たいせつなモノを収める入れ物」という厨子の元々の意味を表現されています。
仏壇や神棚の無い家庭が多いですが、「祈る」「手を合わせる」という心の拠り所となる場所はライフスタイルが変わっても、日本人じゃなくても、必要なのかもしれませんね…。
この、三角のような四角のような、不思議なバランスを形にするのに、職人さんは相当苦労されたそうです。
そんな製作の現場にも、いつかおじゃまさせて頂きたいです。
新しさとなつかしさが調和して、心地よい空間

上の写真、こちらの厨子の右にあるのは??「ベル」でした。「チリリーーン」と透き通った良い音がしました。吉蔵さんの展示コーナーはゆったりとして、細やかで、いつも素敵です。
日常の家具伝統の良さ中に、新しさを取り入れて。
こんな家具をそろえた、(そして片付いた)部屋にしたい!

【株式会社 吉蔵】
〒420-0016 静岡県静岡市葵区住吉町2-31
TEL: 054-252-5243
ホームページ:http://www.kichizo.co.jp/

